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バックナンバー
  • 第1回 メタボリック症候群
    メタボリック症候群とは
  • 第2回 メタボリック症候群
    内臓脂肪型肥満
  • 第3回 メタボリック症候群
    予防法と改善方法
  • 第4回 禁煙チャレンジ
    タバコ依存度チェック
  • 第5回 禁煙チャレンジ
    中毒症と心理的依存
  • 第6回 禁煙チャレンジ
    禁煙のメリット
  • 第7回 禁煙チャレンジ
    離脱症状と禁煙継続


  •  第6回 禁煙チャレンジ その3


    禁煙のメリット

    紫煙をくゆらせ、喫煙者の心を静かに癒してくれる(?)タバコですが、やめたらどんなメリットがあるのでしょう。
    • 風邪でもないのに慢性的に出ていた咳や痰が出なくなる。
      何度も咳払いしたり、痰を吐いたり、咳き込んだりしていませんか。喉がイガイガしているのに「メンソールなら大丈夫」と言って、絶え間なく吸っていませんか。
    • 味覚や臭覚が回復する。
      数あるペットボトルのお茶の味の差がわかりますか。「伊右衛門と爽健美茶の味って同じだよね。」などと思っていませんか。
    • タバコ代がかからなくなる。増税に怒らなくて済む。
      「行政はタバコの税収を何に使うんだ!喫煙者ばかり狙いやがって!」などと怒らなくて済みます。
    • 喫煙所や灰皿を探し回らなくて済む。
      灰皿を見つけると、まるで砂漠でやっと辿り着いたオアシスのように走り寄っていませんか。禁煙・分煙が進む世の中で、「吸うため」のストレスも実は感じているはずです。
    • タバコに起因する病気(肺ガンなど)のリスクを心配しなくて良い。
      喫煙で真っ黒になった「肺の写真」を見るのを避けていませんか。

      ▼Brinkman指数計算(情報を送信するものではありません)

      Brinkman指数とは、喫煙とガンの関係、危険度を示した値です。
      1日に吸う煙草の本数は? 約
      約何年間吸っていますか? 約  → 

      あなたのBrinkman指数 です。

      400以上は要注意とされ、600を越えると非喫煙者に比べて20倍
      肺ガンになりやすいと言われています。


    そのほかにも、口臭がなくなる、部屋の中がヤニで汚れなくなる、肌が綺麗になる、歯磨きのときの吐き気がなくなる、精力が回復する、何よりもタバコに振り回されなくて済む・・・良いことがたくさんあります。

    今さら禁煙しても…

    長年喫煙しており「今さら禁煙しても仕方がない」と言う方も居られますが、タバコを吸わなくなると、やめたその日から肺ガンや心筋梗塞で死亡する危険率が徐々に低下していきます。
    もっと細かく言えば、禁煙後8時間で血中の一酸化炭素レベルが正常域に戻り、48時間で臭覚と味覚が復活し始めます。
    72時間でニコチンが体内から完全に抜け、呼吸が楽になり、肺活量が増加し始めます。2〜3週で体循環が改善、 1〜9ヶ月で咳、静脈鬱血、全身倦怠、呼吸速迫が改善します。 禁煙して4年もすれば肺ガンになる確率は半分に、10年で前癌状態の細胞が修復されます。

    禁煙するのに「今さら遅い」は無いのです。

    きっかけをつくる

    タバコを吸うと良くないことも判っているし、禁煙したら良い事がたくさんあることもよく判っている、それでも「禁煙」することを決心するのは容易ではありません。
    喫煙年数が長ければ長いほど、吸う本数が多ければ多いほど、始めるきっかけが必要になります。
  • 結婚・妊娠や出産を機にやめる。
    「自分のため」に禁煙できなくても、大切な家族のためだと思えば決心できます。
  • 誕生日や記念日を機にやめる。
    のちのち何ヶ月禁煙できているか考えるときに、計算しやすいです。
  • 入院を機にやめる。
    入院しないに越したことはありませんが、万一入院する場合は「吸えない状況」を利用しましょう。
  • 願い事の願掛けだと思ってやめる。
    子どもの受験や健康祈願、***万円貯まるまで、など何か願い事が叶うまで頑張ります。(叶ったからと言ってまた喫煙してはいけませんよ)

    きっかけは何でも良いですが、決めたら必ずその日から禁煙を実行します。
    禁煙を難しくする最大の難関は離脱症状です。いわゆるニコチンの禁断症状と呼ばれているもので、これは禁煙すると必ず現れるものではなく、また、その症状の種類も程度も、人によって様々です。

    次回は離脱症状について述べます。