ホームへ 会社概要 財務情報 グループリンク


サービス一覧
健康アドバイス
冠婚葬祭マナー




バックナンバー
  • 第1回 メタボリック症候群
    メタボリック症候群とは
  • 第2回 メタボリック症候群
    内臓脂肪型肥満
  • 第3回 メタボリック症候群
    予防法と改善方法
  • 第4回 禁煙チャレンジ
    タバコ依存度チェック
  • 第5回 禁煙チャレンジ
    中毒症と心理的依存
  • 第6回 禁煙チャレンジ
    禁煙のメリット
  • 第7回 禁煙チャレンジ
    離脱症状と禁煙継続


  •  第1回 メタボリック症候群 その1


    メタボリック症候群とは

    最近、メタボリック症候群(Metabolic syndrome)という用語がテレビや雑誌を賑わしています。 メタボリック症候群とは何でしょう。

    中高年がかかりやすい生活習慣病である「糖尿病」「高血圧症」「高脂血症」は、それぞれ単独でもやっかいな病気ですが、これらの病気が重複すると動脈硬化を促進し、さらには致命的な心筋梗塞や脳梗塞などを起こしやすいことが分かっています。

    これらの病気を起こすおおもとに、糖代謝や脂質代謝などさまざまな代謝異常があることがわかってきました。このため、こうしたリスクが重なって存在する病態を「メタボリックシンドローム(Metabolic Syndrome)」と呼んでいます。

    健康診断ではギリギリセーフ

    健康診断などで「血圧が少し高めですね」「血糖値が少し高いですね」と言われても自分は大丈夫!と、何の対処もしない人がほとんどだと思います。
    一つ一つの数値は病気ですよとは断定できませんが、肥満や高血圧、高血糖など不健康な状態が「重なっている」ことが大きな問題となります。

    またメタボリックシンドローム(メタボリック症候群)の診断基準となる「肥満」「高血圧」「高血糖」「中性脂肪」「高コレステロール」のうち、危険因子を2つ持つ人は全く持たない人に比べて、心臓病の発症リスクは10倍近く、3〜4つ持つ人は、なんと31倍にもなるという結果があります。そして糖尿病の発症リスクは7〜9倍にもなります。
    たとえ、それぞれの異常の程度が低いからといっても安心はできません。

    あなたはメタボリック症候群?

    以下にメタボリック症候群チェックシートを記述しました。
    □ 体重が増加中
    □ ウエスト÷ヒップ=0.9以上だ
    □ 腹囲が増してベルトの穴の位置が変わった
    □ 健康診断で血圧が高めと言われた
      (最高130mmHg/最低85mmHg以上)
    □ 健康診断で糖尿病の疑いがあると言われた
      (空腹時血糖>110mg/dl、HbA1c>5.6)
    □ 健康診断で中性脂肪が高いと言われた(150mg/dl以上)
    □ 健康診断で善玉コレステロールが低いと言われた(40mg/dl以下)
    □ 禁煙しようと思うが喫煙を止められない
    あてはまるものが3つ以上ある方はメタボリック症候群の疑いがあります。

    あなたは大丈夫でしたか?
    次回はメタボリック症候群の要因について記載します。